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メモや原稿進捗とか

あなたは血の誓約の正しい解除方法を知っていますか?
主に暁の女神3部ストーリーにて重要になってくるこの呪いのツール、効力が強すぎて賛否両論あるようですが私はまあファンタジー世界だし、ケルト神話のゲッシュみたいに存在しても違和感はないかなと思う派です。
但し効力が強すぎるんよ

ここからネタバレなので伏せ(配慮)

血の誓約とは
テリウス大陸に古くから伝わる、一国の王が何かを借り受けるときに結ぶ誓約様式のこと。誓約者が約定を違えると国民全ての命が奪われる呪いが発動する。誓約を結ぶと左右どちらかの腕に誓約の証と呼ばれる印が現れ、誓約が解かれるまで、印は代々の王もしくはそれに順ずる者に引き継がれる。
(テリコレ下巻より一部抜粋)


これを元老院とデイン王→ルカンとペレアスが結んだために、3部のデイン軍はベグニオンの意のままに動くことを強いられます。
(キルヴァスのネサラも同じく→但しこれは先代王とベグニオン間で結ばれたのでサナキの意向に沿えばおkという抜け道を実行⇒セーフ判定)

このクソヤバ誓約を破棄するにはどうすれば…ということで、ペレアスが王の私室にある隠し書庫で見つけた書物曰く、誓約者が第三者の手により殺害されれば破棄できるよ!をミカヤorタウロニオで実行することに。
『”血の誓約”は、それを交わした者が誓約に関わらぬ第三者の手によって命を奪われし場合、その効果を失う』(ペレアス台詞より)

ペレアスの命と引き換えに呪いは解除された…と思いきや、誓約の印はミカヤ(王と同じ立場の者)に移り、呪いは続行するのであった…というBADな流れで、当時は悲しみにくれたものです(いや、この誰も幸せにならない1周目の流れ必要だったか?)
終章でルカンを倒して誓約書を破棄することで、ようやく呪いは解除されます。

で、ようやく迎えた2周目でペレアスを殺さないで済むルートが登場→次の章にて、やっぱり第三者に殺されることによって誓約解除できる!ってペレアスがミカヤに伝えるくだり、いや1周目で無理だったでしょ!?とゲームやってた時はイマイチよく分からんかったのですよね…。
アムリタもアシュナードが先王を害した現場で、呪いの印が消えるのを見た…と1枚絵付きで教えてくれるんですが、いやでも1周目で無理だったでしょ???何がダメやったん???ミカヤやタウロニオが呪いの対象者=第三者じゃないからか???
クルトも、「”第三者の手によって殺害される”
というのは、きっと、正しい解除方法じゃなかったんです。先代の王の呪いが解除されたときも、
何か別の要素があったはず。それを探すことこそ、
ペレアス王が望んでいたことだったのではないですか?」
と言及してますが、なぜ先王の時は上手くいったのか?
これが長年分からずモヤモヤしていたんですが、ついに真相が分かりました。

血の誓約の正しい解除方法
🔺誓約者が誓約に関わらない第三者の手によって殺害される
⭕誓約書を物理的に破棄する(破るなど)
この2つが同時に行われた時に呪いが解除された…と…北米版暁のアムリタさんが言ってました…ナ,ナンダッテー!!
“The destruction of the document, and the death of the one bound…”(※北米版ノーマル1周目限定のアムリタ台詞より)

つまり呪いを解除する為には誓約書を破棄しないといけなかった、だから1周目ペレアスが死んだ後も呪いは継続していたんですね!
北米版暁では、アシュナードが先王を殺した後、誓約書を破っていたというアムリタのセリフがちゃんと追加されていました。
In order to break the curse of the blood pact,two conditions must be met. The destruction of the document itself, and the death of the one bound to it. Either condition by itself is not enough.
I watched it happen. Ashnard killed his father, then tore apart the pact. And before my eyes, the mark of the pact faded from the dead king’s arm”
(同じく※北米版ノーマル1週目限定のアムリタ台詞より)

成る程ねェ、つまりペレアスが見つけた書物に書かれていた情報は完全にブラフ(嘘)だったということです。
誓約書の内容に続いて二重に騙されていたと…えっ?可哀想すぎない?
誰がこんな書物をデイン王の私室の書庫に置いたの???(予想だけど多分…旅の賢者=セフェラン…かな🥲)
⇒北米版暁ではミカヤが、その本に書いてある事がもし嘘だったら?絶対ダメでしょ!とペレアスを止めてくれます
さらにアムリタは正しい呪いの解除方法(契約書を破る)を知っています→だから1周目ペレアスの呪いが解けていないことをすぐに指摘できたんだね…早よ言ってママ…(これを後悔する台詞も北米版暁で追加されてます)

お分かりいただけましたか?つまり血の誓約を解除する方法は、誓約書を破ればOKということです!
だからルカンは後生大事に書類2枚を抱えていたんですね!
これ…ルカンをイズカみたいに誘拐して身ぐるみ剥ぐか燃やせば解決じゃん、デインに密偵は居なかったのか…?ん?緑風の気配が(こら)
まぁ誓約書が何処かに隠してある可能性もあるし、捕えた時点で呪い発動のリスクを取らないとだからやっぱ厳しいか…(と既にペレアスも言ってた…。

余談
・ただの借用書に血印いるのかとイズカに聞く→「国同士が結ぶ儀式であるなら当然ですぞ!※嘘ではない」→納得(でも痛そうだし嫌だなぁと思ってそう)
・誓約の内容は古代語で書いてあって、ペレアスは魔道士だからちゃんと文面を読もうと思えば読めるはずだけどさあ、ちゃんと読めてなかった、もしくは読んでる途中でイズカに取り上げられた、もしくはすごい意地悪く※但しこの限りではないとする~みたいにどっかに書いてあったのか…妄想が膨らみますね
・そもそも誓約の場に止める人が誰も居なかったのが良くない。アムリタに一言相談してればワンチャン、というか悲劇を防げたので、何かの契約を交わす時に家族と相談するのは非常に大事だぞ!いきなり判捺したりサインせずに、一旦考えよう!(教訓)
畳む


これまとめるために暁ノーマル/ハードと北米版暁ノーマル/ハードの4ルート検証したらすごい大変だった…差分や追加多すぎ!!
インターネット集合知とプレイ動画の検索がないと絶対ムリだった…いつか多言語版Switch2で暁が配信されたら実機でも確認してみたいね
私は誓約を破棄するには第三者ではなく誓約者の片方が片方の命を奪う、または誓約書を破るが正解なのかなと思ってたんですけど違ってたね…

2周目選択肢イベントの会話の流れ(ミカヤとペレアス)も、北米版では結構変わっているのが分かったので良かったです←約18年目にしての気づき
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