フォルトナ男子inエロトラップイドラスフィア

前書

これはエロトラップダンジョン診断メーカー様各位から得た、数々のエロトラップネタを元に執筆した成人向け小説です。
簡単なゲームブック形式になっています。ストーリー途中の分岐点で、指定されたページに任意で進みながらお読みください。
分岐によって多少内容が変わります。
地下一階から十五階まであり、地下へ進むごとにプレイ内容がハードになっていきます。
ぜひ完全クリアを目指して頑張ってください。

※BADENDルート有

※樹、斗馬、弥代の三人にカップリング要素はなく、ゲーム本編の関係性に準拠しています。

!ATTENTION!
モブ攻め・凌辱・触手・羞恥プレイ・ドラッグ・搾乳・異物挿入・催眠・尿道責め・亀頭責め
失禁・小スカ・アナル舐め・レイプ・潮吹き・ハート喘ぎ・快楽堕ち・ゲーム本編ネタバレ

序章

 「ブルームパレスに妖しいイドラスフィアが出現した?」

 学校からの帰宅中、震えるスマホに突如チキから届いたTOPIC。今すぐ来て欲しいの! と切迫したコメントが続く。
「クロム、敵に何か心当たりは?」
「いや……しかし、ミラージュが俺たちの本拠地へ直接闘いを仕掛けてきたとも考えられる。こうしては居られん、行くぞ、樹!」
「ああ!」
 樹が急ぎフォルトナの事務所へ向かうと、エントランスには同じく駆けつけた斗馬と――珍しく弥代の姿があった。
「弥代、仕事は?」
「チキが助けを求めている。今日のスケジュールと天秤にかけて、こちらを優先した」
「そうか、弥代が来てくれるなら頼りになるよ」
 その言葉に、オイオイ、俺もいるんですけど!? と斗馬が声を上げるのを、樹は分かってるよと軽く流す。
 事務所奥の社長室に立つ舞子から、フォルトナの期待の男子達、気合い入れてヨロシクね!後のスケジュールは任せておきなさい!……との声援を背に受けながら、樹、斗馬、弥代の一行は、渦中の青い扉へ歩を進めた。

「チキ! 大丈夫か?」
「お兄ちゃん! 来てくれたんだね!」
 祭壇の中央で怯えるチキの元へ駆けつけた三人は、すぐにその異質な色をしたイドラスフィアの入り口の存在に気づいた。
「これが……さっきここにいきなり現れたの」
「見たことない色のイドラスフィアだな……どす黒いというか……」
 まるで周囲の光を呑み込むような黒い柱の中に、紫や色の濃いピンクがかった靄が微かに浮かぶ、確かにこれまでの光の柱とは様子の異なる類いのものだった。
「俺もこのような形態のイドラスフィアはこれまで見た経験がない」
「そうなのか」
 見るからに不気味なそれを前に、斗馬もカインと共に腕を組んで立ちすくむ。
「クロム……どう思う?」
「ふむ……いつもより邪悪なパフォーマに満ちている気配がするが……」
「だが、ここで手を小招いているだけでは現世に影響が出る一方だろう」
「そうだな、カイン! なあ、とりあえず俺たち三人で探索してみようぜ」
「……命取りにならねばいいがな」
「ナバール!」
「フ……冗談だ 俺の力でどんな敵であろうと切り伏せてやろう」
 その場にいる皆の意見は纏まったようだった。
「よし……じゃあ……行ってくるよ、チキ」
「うん!お兄ちゃんたち、ホントに気をつけてね……!」
「ああ!」
 頷く斗馬とカイン、黙して前を見据える弥代とナバール、そして樹は、ファルシオンと化したクロムを手にイドラスフィアの闇の中へと歩み行く――

 それが、三人にとってまさに芸能生命をかけた地獄の試練(ミッション)の始まりだった。

 地下一階へ